西川龍馬(敦賀気比出身)がオープン戦第1号!細身でも飛ばせる打撃技術はまさにお手本
西川龍馬(広島東洋)
敦賀気比出身の打者といえば、吉田正尚(オリックス)と西川龍馬(広島東洋)の名前が浮かぶ。2人は対照的なタイプだが、ともに二桁本塁打を打てる選手だ。
吉田は173センチ85キロと強靭な肉体を生かしたフルスイングで高い本塁打率と安打を重ねる選手。一方、西川龍馬は176センチ74キロとプロ野球選手としては細身だ。実際に目にしても他の選手と比べても細身だ。だが、高い打撃技術を発揮し、昨年は自己最多の16本塁打を記録した。
そして22日、東京ヤクルトとのオープン戦では、新人・杉山 晃基(盛岡大附出身)が投じた直球を押し込んでレフトへ打ち込む本塁打を放った。
西川の打撃といえば、左ひじを折りたたみ、内側から出てくるレベルスイングでボールを飛ばせることだ。ただ当てるだけではなく、体幹を使ってスイングを行い、打球を遠くへ運ぶ打撃技術が素晴らしいのだ。
最近は吉田や柳田悠岐(広島商出身)に憧れてフルスイングする選手も多くなってきた。ただ細身でも、オーバースイングするわけでもないのに、技術で飛ばせる西川の打撃は学べるものが多くある。
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