今、アマチュア野球ファンからの人気も高い東洋大の剛速球左腕・細野 晴希投手(3年=東亜学園)。東都入れ替え戦では、自己最速を更新し、155キロをマークした。

 この春の細野は大活躍だった。

 今季は8試合42.1回を投げ、3勝0敗、防御率2.55、奪三振62。入れ替え戦の2試合では、

第1戦 6.1回 被安打7 四死球4 奪三振5 自責点0
第3戦 7回 被安打2 四死球4 奪三振6 自責点0

 入れ替え戦を振り返ると、四死球は確かに多いが、中央大打線といえば、東都1部どころか全国26連盟でもトップレベル。そんな打線相手に、13.1回で自責点0はやはり衝撃である。

 今では登板すれば、多くの野球ファンがスマートフォンや、一眼レフカメラを構えるほどのスターになった細野だが、高校2年夏までは120キロ前半の投手ということはご存知だろうか。当時は牽制が抜群に上手い技巧派左腕というイメージしかない。

 

 18年、東東京大会の都立広尾戦では常時120キロ中盤であったが、牽制で3つアウトにするなど上手いという印象しかない。その細野は2年秋で139キロをマークし、一気に球速アップ。そうした成長が認められ、東京代表にも選ばれ、キューバ遠征へ。キューバ相手にも好投を見せ、評価を高めていた。

 今では、常時145キロ〜150キロで、1イニングに数球程度は150キロ以上をマークするまでの剛腕左腕となった。つまり高2夏から最速が約30キロ、常時が20キロ以上もレベルアップしていることになる。秋も2部でプレーすることになったが、いずれにしても、多くのファンから注目を集める存在になるに違いない。

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