最強右腕・山本は3回2失点も「進化」見せた!侍ジャパン壮行試合
オリックス・山本由伸投手(都城高出身)
<侍ジャパン壮行試合:日本ーソフトバンク>◇26日◇ひなたサンマリンスタジアム宮崎
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた壮行試合2試合目、日本の先発マウンドに上がった山本 由伸投手(オリックス=都城高出身)は、予定を3回を投げ2安打2失点(自責1)も頼れる右腕ぶりを見せた。今季から左足を上げずにスライドするような投球フォームに変更。その新フォームによる「進化」もアピールした。
初回は中村 晃外野手(帝京出身)に四球こそ与えたが、栗原 陵矢外野手(春江工出身)、柳田 悠岐外野手(広島商出身)の3、4番から連続空振りの三振を奪ってみせた。ともに切れのある直球で奪った空振りで調子の良さを見せつけた。柳田から三振を奪った直球は、この日最速タイの153キロをマークした。
2回には連続長打と失策で2点を失った。直球がやや高めに甘く入る場面もあったが、3回には中軸を3人で打ち取り、しっかり修正。レベルの高い安定した調整ぶりを証明してみせた。