阪神の梅野 隆太郎捕手(福岡工大城東出身)が国内FA権を行使せず、チームに残留することが3日、球団から発表された。11月29日からFA権行使の申請手続き期間がスタート。これまで中日の又吉 克樹投手(西原出身)が、申請手続きを行っていた。同じく今季、国内FA権を初めて取得した梅野の動向が注目されていたが、残留が決まった。

 福岡市出身の梅野は福岡工大城東で捕手を始め、福岡大で素質を開花させた。4年時には日米大学野球の日本代表主将も務めた。阪神ではキャッチング、スローイングを武器にレギュラーの地位を確保。今季は優勝に手が届くところまでいきながら2位に終わった。その悔しさも残留する理由になったようだ。阪神で優勝したい。その気持ちは強かった。さらに、残留が基本線だった楽天の田中 将大投手(駒大苫小牧出身)も正式に来季の残留を発表した。

 今季国内FAの資格を得たのは23人、海外FA資格も今季新たに11人が手にした。多くは残留、引退、退団を表明しているが、未定の選手もいる。

<熟考中>
ヤクルト・中村 悠平捕手(福井商出身)
巨人・菅野 智之投手(東海大相模出身)
オリックス・後藤 駿太外野手(前橋商出身)

<残留濃厚、もしくは残留を軸に熟考>
DeNA・山﨑 康晃投手(帝京出身)
ソフトバンク・千賀 滉大投手(蒲郡出身)
日本ハム・金子弌大投手(長野商出身)

<ノンテンダー>(海外移籍を含めて全ての球団と交渉可能)
日本ハム・秋吉 亮投手(都立足立新田出身)
日本ハム・大田 泰示外野手(東海大相模出身)
日本ハム・西川 遥輝外野手(智辯和歌山出身)

 広島・長野 久義外野手(筑陽学園出身)は不明で、ロッテと西武は全員が残留か引退となっている。

 FA申請期間は7日までと残り少なくなり、各選手の動向から目が離せない。FA選手の公示は8日、9日から交渉が可能となる。