小河 諒選手 (桐蔭学園)

小河 諒

球歴:桐蔭学園

都道府県:神奈川

ポジション:三塁手

投打:右 / 右

身長:178.0 cm

体重:80.0 kg

学年:卒業

寸評

 江戸川中央シニア時代から注目されていたプレーヤーで、最後の夏でも4番打者として出場した。がっしりとした下半身を誇る体型には大型選手と感じさせ、力強い打撃、安定感のある守備も光るものはある。卒業後は中央大学で続ける。 (打撃)  動作を見ても大きな癖もない選手。高めを捌くことを得意としているが、下半身の使い方を見ると低めの球も捌ける可能性を感じさせる。  スタンスはスクエアスタンス。グリップを肩の位置に置いて背筋を伸ばして構えている。投手の足が降りたところから始動を仕掛け、足を引き上げていき、真っ直ぐ踏み込んでいく。  トップの動きを見ていくとヘッドを投手方向に向けながらタイミングを測る選手。グリップが入り過ぎることはなく、インコースの捌きも悪くない。インパクトまでロスがなく、強いスイングができているといえる。コースは高めに強く、しっかりと押し込んで強い打球を飛ばしている。ホームランを打った試合でも高め。自分のヒットポイントを苦手とせずに打ち込んでいるのは大きいだろう。松井 裕樹の縦の変化球の見極めに苦しんでいたが、大学に入ってからは変化球の見極めを良くして、自分の打てる確率を高くしていくことが必要だろう。 (守備・走塁)  三塁守備を見ると動き自体は良く、飛んだ打球に対して確実に打球を捌く選手。地肩も強く、上のレベルでも三塁手として鍛えられることになるのではないだろうか。  塁間タイムは4.5秒ほどでそれほど早くないので、足を売りにする選手ではないだろう。
更新日時:2013.02.24

将来の可能性

 攻守ともにまとまった三塁手で、フォロスルーまで振り切る豪快な打撃が何よりいい。型が嵌っている桐蔭学園の中では技術的なものだけではなく、強く振ることを意識できた選手で、大学でもそのような意識でやって欲しいと思う。大学では4年後を経てドラフト候補と呼ばれる存在となっているか注目していきたい。
更新日時:2013.02.24

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