2025年、沖縄の夏選手権大会の組み合わせ抽選会が3日に行われる。開幕は14日。ともに全国のトップを切って実施される。

 今年の夏の沖縄大会を彩る選手たちは、例年になくレベルが高くなりそう。センバツに出場した沖縄尚学エナジックスポーツには、タレントが多く、センバツでも活躍した選手たちが、どこまで成長しているかにも注目したい。

 沖縄尚学は150キロをマークした2年生左腕の末吉 良丞投手、昨秋の九州大会では打率.786をマークした4番・比嘉 大登内野手(3年)が投打の中心。

 エナジックスポーツには、センバツで走攻守で存在感を見せつけたイーマン 琉海内野手(3年)と、左腕エースの久高 颯投手(3年)が投打の柱となる。津嘉山 清喜郎投手(3年)も最速は144キロを誇る左腕で成長に期待できる。

 勝ち上がれば決勝で対戦することになるこの2チームの戦いからは目が離せない。

 また、沖縄の名門・興南には、最速144キロ左腕・比嘉 澄久投手(3年)が君臨する。春優勝した宜野座のエース・新垣 元基投手(3年)も最速145キロを誇る。

 このシード4校の中心選手のレベルが高く、大会を大きく盛り上げてくれそうだ。

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