慶應義塾が15安打12得点で強打健在も投手陣に不安 先発小宅は5回途中で降板【香川招待試合】
慶應義塾先発・小宅 雅己(2年)
<香川招待試合:慶應義塾12-6高松商◇8日◇レクザムスタジアム
香川招待試合の第1試合で慶應義塾が高松商を12対6で下した。慶應義塾は3番・加藤 右悟捕手(3年)の適時二塁打、続く4番・江戸 佑太郎内野手(2年)の2点本塁打で3点を先制も、高松商・高藤 快渡外野手(2年)がライトへ同点3ランを放つなど初回から乱打戦に。それでもその後は、4回に加藤が無死満塁から走者一掃の3点適時二塁打で追加点を挙げると、江戸も4回、8回に適時打で猛打賞を記録。中軸の活躍もあり大量得点を奪った。
一方の投手陣は、昨夏甲子園で優勝に導く投球を見せた小宅 雅己投手(2年)が先発も5回途中6失点(自責点2)で降板。この日最速136キロのストレートに、120キロ後半のツーシーム、カットボールを有効的に投げ分けたが流れを引き寄せる投球とはならなかった。その後は品川 千尋投手(2年)、加賀城 祐志投手(3年)の継投もさらに1点を許すなど、投手陣に不安も残す形となった。