西武台千葉vs市立銚子
千葉明徳が粘り強さを発揮！好投手・安井（富里）を攻略し、2回戦進出
先発・澁谷修（西武台千葉）
序盤から打線が繋がり、12安打9得点の猛攻。打者では3番ショートの岡田優輝の打撃技術の高さが目を惹いた。インサイドアウトで振り抜く、しっかりと押し込んで強い打球を打てている。遊撃守備はまだスローイング面など課題はあるが、ポテンシャルは高いものがある。
そしてエースの澁谷修の投球は見応えがあった。181センチの長身から繰り出す130キロ前半の直球、スライダー、フォーク、カーブを操り、投球を構成する。丁寧な投球を実践しており、8回を投げて、120球、6奪三振の好投。春先からいかに球数を抑えるために、打たせて取る投球を実践してきた。やや乱れた部分はあったが、ストレートの球速差がそれほどないスライダー、フォークの切れ味はなかなかのものがある。
これで専大松戸との対決が決まった西武台千葉。自慢の強打を発揮して立ち向かっていきたい。
（取材＝河嶋 宗一）
