大部 将也選手 (中央学院)

大部 将也

球歴:中央学院

都道府県:千葉

ポジション:遊擊手

投打:右 / 左

学年:卒業

寸評

 中央学院の好遊撃手。下級生の時から出場していた高橋 令と二遊間コンビを組み、動きの良い守備を披露していたのが印象的であった。 (打撃)  速球、変化球にも対応できるバットコントロールがあり、右中間、左中間にも打ち分ける広角な打撃もできる選手。  スタンスはオープンスタンス。グリップを胸の位置に置いてやや重心が低い構え。投手が重心を沈めたところから始動を仕掛けていき、小さく足を上げて真っ直ぐ踏み込んで打ちにいく。スイング軌道を見ると滑らかなスイング軌道で、ボールの下を捉えていくので、右中間、左中間方向へ飛びやすい。トップの動きを見るとグリップが入りすぎず、懐に間を開けているので、インコースの捌きも良く、スイングに窮屈さがない。スイング軌道から低めをポイントとしていて、高めの速球に弱さがある選手に見えた。  気になったのは一度足を上げてから、ステップが不自然で、上手くタイミングをはかれているか。タイミングが合わずにボール球に手を出す事が見られる。手を出す事が少なくなったらもっと高い打率を残す事が出来る選手ではないだろうか。 (守備・走塁)  ボールを待って確実に捌く選手で、一歩目のスピード、グラブさばき、捕ってから投げるまでの動き、地肩の強さは平均的。もっとスピード感を意識して、高めていってほしい。  塁間タイムを測る事はできなかったが、三塁打のタイムで、11秒87と平均的な脚力。もっと足でアピールできると面白い。
更新日時:2013.03.10

将来の可能性

 今年の中央学院の中ではキーマンと推せる選手。バットコントロールもよく、走塁・守備も卒無くこなしているので、今年も主軸として活躍が期待されるだろう。高卒プロタイプではないが、大学進学から活躍が期待できそうな選手。中央学院は一時期、低迷があったので、彼のように大学でも活躍出来るような選手が現れたことには、何か感慨深いものがある。最近、勢いを取り戻している中央学院の中心選手として攻守で、魅せてくれることを期待したい。
更新日時:2013.03.10

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