【栃木】快進撃の公立校・宇都宮商の関東大会出場なるか<春季県大会>
昆野太晴(白鷗大足利)、堀江正太郎(文星芸大附)
第77回春季栃木県高校野球大会は3日に、準決勝が予定されている。関東大会(5月18日開幕・群馬)の出場がかかる戦いでもあり、熱戦が期待される。
準決勝のカードは以下の通り。
<宇都宮清原球場>
①〇國學院栃木-〇白鷗大足利
②宇都宮商-〇文星芸大附
(〇はシード校)
宇都宮商はノーシードながら、準々決勝で作新学院を破って4強に進出した。県大会3回戦で、シードの佐野を6対2で破ると勢いに乗り、鹿沼商工にコールド勝ちし、作新学院を破ってきた。
宇都宮商の県4強入りは2019年夏以来。春の大会では実に32年ぶりだった。準決勝で文星芸大附を破って関東大会出場となれば、県で準優勝した2012年秋以来となる。ノーシードの公立校が、春の快進撃を続けることができるか。
昨夏甲子園出場の文星芸大附には、146キロをマークした堀江 正太郎投手(3年)、白鷗大足利には、自己最速を更新する150キロをマークした昆野 太晴投手(3年)がいる。今大会で成長を遂げている投手からも目が離せない。
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