【春季東京都大会】修徳、関東一に完封勝利でベスト8進出!指揮官もバッテリーを称賛
飯山真夢(修徳)
<春季東京都高校野球大会 修徳1-0関東一>◇7日◇3回戦◇駒澤
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昨秋、3回戦で東海大菅生に敗れた修徳。この春の4回戦ではセンバツ出場の関東一と対戦した。甲子園常連の名門校に勝利するのはチームの目標の一つだった。
先発の飯山 真夢投手(3年)は最速139キロの速球、120キロ後半のスライダーを投げ分け、関東一打線を翻弄。安打を打たれても、ここぞという場面では伸びのあるストレートが高めに決まり、スライダーがコーナーに決まる。
修徳の荒井 高志監督は「しっかりと相手打者を見ながら投げることができていました。前回の日体大荏原戦では焦りが感じられたのですが、今日は彼本来の良さが出ていました」と好投の要因を分析。飯山は「コントロールを意識しながら、相手を特別視せずに投げることができた」と自分の投球ができた。
飯山は無失点投球を行い、打線は7回表にチャンスを掴んで、2死三塁から6番齋藤 紘内野手(3年)が適時打を放ち、1点を先制する。荒井監督は「今までは大事なところで1本を打てるかが課題でした」と勝負強くなった齋藤の成長に目を細めていた。
そして飯山は最後まで崩れることなく、完封勝利。ベスト8進出を決めた。荒井監督は「飯山もですが、捕手の齋藤 純も良かったです。リードに加え、盗塁を刺す場面もあります。この試合はバッテリーに尽きます」と賛辞を送った。
3回戦では日体大荏原、4回戦では関東一といずれも強豪を破っての勝利に、「どちらも良さがあり、関東一さんは最後までしつこい野球をしていました。そういう相手に勝てたのは非常に大きいです」と一つの壁を乗り越えることができた。
目標は春季大会優勝。次の相手は帝京。全国レベルの打線にどう立ち向かうのか。
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