センバツ準V報徳学園を止めるのは? 神戸弘陵の152キロ右腕、逸材集団の東洋大姫路…春の兵庫を盛り上げる逸材たち!【注目選手リスト】
露本一惺(東洋大姫路)、今朝丸裕喜(報徳学園)、渡邊拓雲(東洋大姫路)
春季兵庫県大会の組み合わせ抽選会が9日に行われた。
今年の春季近畿大会は兵庫開催となるため、3位までのチームに出場権が与えられる。センバツ準優勝の報徳学園を中心に逸材が揃う兵庫県の注目選手を紹介したい。
報徳学園は150キロ右腕・今朝丸裕喜投手、144キロ右腕・間木 歩投手の両投手の登板が注目されるが、連戦が続く夏へ向けて2人に続く投手の台頭が課題になる。センバツでは未登板だった星山 豪汰投手(3年)にも注目したい。下級生からベンチ入りし、140キロ台の速球を投げ込む速球派右腕だ。
野手ではセンバツでも活躍した一塁・斎藤 佑征内野手(3年)、二塁・山岡 純平内野手(2年)、三塁・西村 大和内野手(3年)、遊撃・橋本 友樹内野手(2年)の内野陣は鉄壁だ。
秋準優勝の須磨翔風は、プロ注目右腕・槙野 遥斗投手(3年)に期待したい。182センチの長身から最速143キロの速球、切れのあるスライダーをしっかりと投げ分ける本格派右腕だ。春ではどこまで球速がアップしているか。
152キロ右腕・村上 泰斗投手(神戸弘陵)も伸びのあるストレートを投げ込む。カットボールの精度も非常に高く、多くのプロ球団から注目される逸材。4番を打つ古川 悠誠内野手(3年)は長打力だけではなく、俊足、強肩も兼ね備えたスラッガーだ。
昨秋3位で近畿大会出場の社はエース右腕・福田 海晴投手(3年)、昨年、正捕手として春夏で甲子園を経験した西垣 琉空捕手(3年)のバッテリーに注目。福田は切れのあるスライダー、西垣は冷静なリードが持ち味だ。
昨秋4位の長田の好ショート・横山 創大内野手(3年)は高い守備力、積極的な走塁に注目したい。
神戸国際大附は好ショート・田村 颯麻内野手(3年)、強肩巧打のサード・伊吹 綜太内野手(3年)がチームを牽引。元横浜監督の平田 徹監督が率いる彩星工科は昨秋、1年生レギュラー中心でベスト8進出。4番を打つ廣野 藍飛内野手(2年)、正捕手の小川 陽都捕手(2年)が攻守の中心だ。
岡田龍生監督率いる東洋大姫路も逸材が揃う。俊足強打のセカンド・渡邊 拓雲内野手(2年)はトップバッターとして、外野の間を抜く打球を連発する左打者。3番露本 一惺内野手(3年)は地区予選で両翼100メートルのウインク姫路球場で本塁打。3月の練習試合でも新基準バットで3本塁打を放っている。白鳥 翔哉真外野手(2年)も広角に長打が打てる強打者。187センチの大型右腕・城下雄飛投手(2年)、エース右腕・阪下 漣投手(2年)の2枚看板も140キロ近い速球を投げ込む。
明石商は期待の本格派左腕・石原 大暉投手(2年)の成長を期待したい。