【春季鹿児島大会】頴娃が投手戦で大会初の延長を制す
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<第154回九州高校野球大会鹿児島県予選:頴娃4-2志布志>◇22日◇1回戦◇平和リース
頴娃・田之脇 唯仁(2年)、志布志・藤田 那槻(3年)、両左腕エースの好投で中盤まで両者無得点の展開が続いた。
試合が動いたのは7回だった。志布志は下位打線が粘って2死二塁とし、9番・濵﨑 悠斗(2年)が右前適時打を放って均衡を破った。
3回以降は無安打に抑えられていた頴娃打線が9回に執念を見せる。2つの四球と野選で2死満塁として、8番・池平 樹主将(3年)の内野安打で同点に追いついた。
試合は9回で決着がつかず、今大会初の延長戦に突入した。
10回表、頴娃は悪送球に、4番・下池 元翔(3年)の左前適時打、5番・米滿 琉依(3年)の犠飛で計3点を勝ち越した。
その裏、志布志は1番・福元 敬翔(3年)の内野安打で1点を返し、なおも満塁と攻め立てたが、2番・倉富 翔(3年)の右飛で犠飛を狙ったが好返球でタッチアウト。頴娃が好守で2時間25分の熱戦を締めくくり、劇的な勝利を得た。
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