【センバツ】福島vs.群馬は初対決! 愛知vs.兵庫は35度目! 都道府県別”意外すぎる”対戦データ
18日に開幕する第96回選抜高校野球大会(センバツ)の組み合わせが決まった。開幕までの期間、組み合わせ、初戦カードについての話題に迫っていく。
今大会で都道府県の対決について、興味深い対戦は多い。大会第2日の第3試合は、学法石川(福島)と健大高崎(群馬)の対戦。この福島と群馬の対戦は、甲子園では春夏通じて初の対決となった。地図上でも近いこの2県だが、甲子園では意外にも対戦がなかった。
同じ第2日の第2試合の敦賀気比(福井)と明豊(大分)のカードも、福井対大分がセンバツでは初めての対戦。夏は過去2度あり、大分が2勝している。
大会屈指の好カードとも言われるのが、大会第5日・第3試合の愛工大名電(愛知)と報徳学園(兵庫)。愛知と兵庫の対戦は、センバツでは過去34度ある。対戦成績は愛知の20勝14敗で、センバツでの両校の対戦は初めて。愛工大名電は、過去2度兵庫勢(社と神戸国際大附)と対戦し、ともに勝利している。一方の報徳学園は対愛知勢3勝5敗。
大会第3日の第2試合では、山梨学院(山梨)と京都外大西(京都)が戦う。京都と山梨の対戦ではセンバツでは3度あり、すべて京都が勝利。センバツ初対決のこのカードで山梨の対京都初勝利がかかる。
大会第5日の第2試合では、優勝候補の大阪桐蔭(大阪)が、北海道の伝統校・北海と対戦する。センバツでの北海道対大阪の対戦では、北海道が1勝8敗と大きく負け越しているが、その1勝を挙げたのが北海で、1963年の2回戦でPL学園を5対3で破っている。春夏通じて初の大阪桐蔭との対戦で、北海が伝統校の意地を見せるか注目だ。
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