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日大三は強力打線で連覇達成か、日大鶴ヶ丘の5年越しのリベンジにも注目、西東京大会の「日大」対決は熱戦必至

2023.07.29


第105回全国高校野球選手権西東京大会も、いよいよ決勝戦を残すのみとなった。29日の決勝戦は、2年連続甲子園を狙う日大三と、2014年以来の甲子園を目指す日大鶴ヶ丘の「日大」対決となった。

両チームによる西東京大会の決勝は、2018年の第100回大会以来となる。当時の日大三は、のちにU-18代表となった主将・日置 航内野手(現・明治安田生命)を中心に、甲子園でもベスト4まで駆け上がった。対する日大鶴ヶ丘はエース・勝又 温史投手(現・DeNA)が中心となってノーシードから勝ち上がった。サヨナラホームランで日大鶴ヶ丘は敗れたが、当時の試合を覚えている人も多いのではないだろうか。

その点では今大会も構図は同じ。第1シードの日大三に対して、日大鶴ヶ丘はノーシード。しかも開幕戦から登場し、決勝まで勝ち上がってきた。

日大三は打線の破壊力が特長。準決勝・明大中野八王子戦では4本塁打が飛び出すなど、強打が武器となっている。好調・池内 仁海外野手(3年)や、大型スラッガー・針金 侑良外野手(3年)、佐々木 純太郎外野手(3年)が調子を上げてくるなど、決勝戦でも打線の出来が楽しみなところである。

日大鶴ヶ丘は背番号3ながらテンポの良い投球が光る比江島 幹投手(3年)に、エース・佐々木 大雅投手(3年)。さらに期待の1年生・住日 翔夢投手といった複数投手でノーシードから勝ち上がってきた。打線ではスラッガー・木嶋 康太外野手(3年)がチームを牽引するなど、投打ともに選手が揃っている。

日大三が5年前同様に勝利して2年連続となるのか。日大鶴ヶ丘が5年越しのリベンジを果たして9年ぶりの甲子園となるか。西東京大会の優勝をかけた「日大」対決に注目したい。

この記事の執筆者: 田中 裕毅

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