日大三が延長10回サヨナラ勝ち、駒大高は東海大菅生に続く勝利ならず
<第105回全国高校野球選手権西東京大会:日大三3ー2駒大高>◇23日◇準々決勝◇神宮
2年連続の夏の甲子園を狙う日大三が、延長10回タイブレークを制して、ベスト4進出となった。
2回に先制点を奪うものの、6回に先発・安田虎汰郎投手(3年)が2点を与えて逆転を許した。一転して追いかける展開が7回まで続き、追い詰められた中で迎えた8回、先頭打者が三塁打で出塁したことを皮切りに同点。延長タイブレークに突入すると、最後は相手守備の乱れで、決勝点を奪ってベスト4一番乗りを決めた。
敗れた駒大高は昨年秋、今年の春ともに予選で敗退。都大会に出場することなく夏を迎えたが、5回戦で東海大菅生に勝利するなど、3試合連続で延長タイブレークを戦い、大会を盛り上げた。後輩たちは、この悔しさを糧に秋以降も躍進することを期待したい。