試合レポート

頴娃vs種子島

2022.03.27

1番・前田が決勝タイムリー・頴娃

<第150回九州地区高校野球鹿児島県予選:頴娃6-5種子島>◇27日◇2回戦◇平和リース

 前半は投手戦。後半は一転して得点が動き、競り合いとなった。

 1回裏に種子島が犠牲フライで先制したが、5回までは頴娃今吉 瑛翔主将(3年)、種子島持田 羽空(3年)、両エースの好投などで両者得点が奪えなかった。

 試合が動き始めたのはグラウンド整備後の6回表。頴娃が捕逸とエラーで2点を挙げ逆転に成功した。

 その裏、種子島は暴投で同点に追いつき、3四球で満塁とし、エラーで2点、2番・持田の左越え二塁打で計4点を挙げて再びリードを奪った。

 頴娃は7、8、9回と1点ずつ返し、土壇場9回表に相手のエラーで試合を振り出しに戻す。

 10回表、1死二塁として1番・前田 櫂璃(3年)が左前適時打を放って勝ち越し。

 その裏、種子島は1死二塁と同点のチャンスを作ったが、6回途中からリリーフした前村 諦養(3年)が後続を断ち、頴娃が2時間57分の死闘を制した。

(記事=政 純一郎

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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