【動画】大学準硬式初の甲子園は中止でも逸材たちのレベルは高い 147キロ右腕などが躍動
近年、隠れた逸材たちが多数存在するとして注目されている大学準硬式野球。11月13日には史上初となる甲子園を使用した大会を開催する予定となっていた。残念ながら当日は雨の影響で中止となったが、そこまでには数多くの取り組みが行われてきた。
12日に直前練習として開催された練習試合では、投手陣が躍動した。
東日本選抜では、新型コロナウイルスの影響で最後の夏は徳島大会を制したものの、甲子園に出られなかった鳴門出身の快速右腕・藤中 壮太投手(法政大)や、東邦(愛知)時代にセンバツ制覇をベンチ入りメンバーで経験した147キロ右腕・道崎 亮太投手(中京大)が好投した。
西日本選抜も、岐阜中京(岐阜)時代に軟式日本一を経験した水 歩夢投手(関西学院大)や、高取国際(奈良)出身の松室 歳唯投手(大阪商業大)などが活躍した。
甲子園大会は開催できなかったが、このほかにも数多くの選手たちが幻の一戦となる練習試合で躍動し、レベルの高い戦いを演じた。今後は甲子園大会が実現し、大学準硬式のレベルの高さが広がってほしいところだ。
大学準硬式が甲子園での一戦に向けて準備した経緯、さらに練習試合の模様は、高校野球ドットコムで特集している。