背番号「55」を背負う秋広優人。駒田以来の190センチ以上の左打者大成なるか
二松学舎大附時代の秋広優人
今年から巨人の偉大な背番号「55」を背負うこととなった秋広優人(二松学舎大付出身)。昨年は二軍82試合で7本塁打を記録したスラッガーだ。
身長200センチもある秋広。巨人で190センチ以上の左打者で実績を残した打者といえば、駒田徳広(桜井商出身 現・奈良商工)氏の名前が挙がる。駒田氏は高卒3年目の1983年に一軍デビューし、86試合で12本塁打47打点、打率.286、長打率.533とワクワクするような数字を残した。その後も一軍で苦しんだが、1987年に15本塁打を放ち、ブレイクし、1992年には27本塁打を記録。1998年には横浜で日本一を経験。2000年には2000安打を達成し、現役引退を決めた。
55なので松井秀喜氏のような活躍を期待してしまうと思うが、やはりこれほどの長身で左打ち。秋広も順調にパワーをつけている段階だが、本質的には率を残す中距離打者となりそうなので、大ブレイク路線に乗って安定して本塁打、安打を残す打者になることを期待したい。