佐々木朗希と横山陸人。19年千葉ロッテの高卒投手コンビの二軍成績が圧倒的
佐々木朗希(大船渡出身)、横山陸人(専大松戸出身)
2019年の千葉ロッテはドラフト1位に佐々木朗希(大船渡出身)、4位の横山陸人(専大松戸出身)の育成が順調に進んでいる。
まず佐々木朗希は16日の埼玉西武戦でプロ初先発。二軍では、20イニングを投げて、19奪三振、3失点、自責点1、防御率0.45、K/BB6.33と抜群の好成績を残していた。
そして今回の埼玉西武ライオンズ戦では、5回4失点。勝利投手の権利を持って降板。プロ初勝利とはならなかった。一軍の打者、そしてより一歩上の戦略をいく一軍の攻撃を経験して掴んだものは大きいだろう。ファーム調整から、再び制圧する投球を期待したい。
佐々木投手とともにプロ入りした横山陸人投右サイドながらストレートは150キロ超えに達し、11試合に登板し、13奪三振、防御率0.00の快投を見せている。プロ1年目の昨年は11試合で防御率6.00だったことを考えると、大幅な改善が見られている。益田直也(市立和歌山商出身)のような豪腕サイドとして、将来の一軍での活躍も期待できるだろう。
6月、7月とさらにアピールを見せ、ともに一軍で活躍することを期待したい。
(記事=栗崎祐太朗)