セ・リーグ打率2位の佐野恵太(横浜DeNAベイスターズ)の 高校最後の夏
佐野恵太(広陵-明治大横浜DeNAベイスターズ)
7月26日現在で打率.355を残し広島・堂林に次いでセ・リーグ打率ランキング2位の横浜DeNAベイスターズ佐野恵太。去年まで主砲として活躍していた筒香嘉智のメジャー挑戦で抜けた穴を埋める如く4番に座り、7月24日には逆転満塁サヨナラ本塁打も放つなど大活躍を見せている佐野の最後の夏を振り返る。
▼佐野 恵太(広島広陵・2012年)
広島大会
2回戦 18対0 音戸
3回戦 2対3 高陽東
秋の県大会では2回戦敗退で春の甲子園を逃し、春の県大会でも準々決勝敗退。勝ちきれない中迎えた夏、3回戦の高陽東戦で佐野は本塁打を放つものの接戦で敗れ甲子園出場はなかった。
明治大学進学後は2年からリーグ戦出場を果たし中軸を任されることも多く大学通算の打撃成績は打率.270、6本塁打、33打点と活躍。その後2016年のドラフト会議で9位指名を受けて横浜DeNAベイスターズに入団。
プロ入り後1年目は打率.095という結果に終わるも2年目以降は徐々に成績を伸ばし4年目の今シーズンは4番に君臨。7月24日の広島戦では逆転満塁サヨナラ本塁打を放つなど4番として大活躍を見せている。今年こそリーグ優勝へ、左のポスト筒香として、横浜が生んだ新たな和製大砲がハマの空にアーチを描く。