試合レポート

早大本庄vs川越東

2021.04.26

早大本庄が逆転で川越東にコールド勝利!エース・齋藤は5回以降シャットアウト

早大本庄vs川越東 | 高校野球ドットコム
8回を4安打1失点と好投したエース・齋藤(早大本庄)

 25日、熊谷さくら運動公園野球場の第一試合で行われた春季埼玉県大会の2回戦、早大本庄川越東の試合は早大本庄が8回コールドの8対1の逆転勝利で初戦を飾った。

 早大本庄は4回まで相手先発の吉藤白玖を前に2安打に止まり、速球を打ちあぐねていた。2回に先制を許し、1点ビハインドで迎えた5回、7番・畑崎一颯、8番・齋藤成輝の2連打でチャンスを作ると2死二、三塁の好機に打席には主将の1番・飯塚悠斗。「前の打席がチャンスで凡退していたので、今回こそはという思い出打席に入りました」。1ボールからの2球目、インコース低めの直球を振り抜いた打球は左越えの逆転の適時三塁打となった。下級生から試合に出ている主将の一打で流れを引き寄せた。続く2番の佐和拓海も左前へ運び飯塚が生還し3得点でリードを奪った。

 その後、終盤は交代した投手たちからも着々と点を重ね11安打8得点と回を追う毎に打線が活発になった。

 そして先発のエース・齋藤成輝は5回以降は無安打に抑え、8回を4安打1失点と好投した。球威で押せる投手ではないがこの日は丁寧に低めに集めて的を絞らせなかった。

 投打がかみ合い、快勝で春の初戦を飾った早大本庄。指揮官の福永泰規監督は「ここ3年ほど県大会にも出場できていなかったので、高いレベルで1試合でも多く試合をさせてやりたい」と一戦必勝で貴重な経験を積み上げ、夏に繋げていく。

(取材=藤木 拓弥

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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