試合レポート

【春季兵庫大会】昨秋、完封負けの相生産が7回コールド勝ち!打線強化に手応え!

2024.04.03


棚橋秀至(相生産)

<春季兵庫地区予選大会:相生産11-3龍野>◇1日◇1回戦◇ウインク球場(姫路市立姫路球場)

昨秋県大会出場の相生産がコールドで初戦突破を決めた。序盤から相手のミス、押し出し四球などで4回まで9対0と大きくリード。

しかしエースの棚橋 秀至投手(3年)が4回裏に3点を失い、味方も追加点を挙げられず、苦しい試合展開。7回表、2番井上 哲宏内野手(3年)がレフトへ適時三塁打、棚橋も適時打を放ち、11対3とした。

棚橋は7回裏を無失点に抑え、11対3で初戦突破を決めた。

昨秋、県大会出場した相生産だが、初戦の明石北に完封負け。2安打しか打てなかった。花谷祐哉監督は「とにかく打てなかったので、この冬場は食べること、ウエイトトレーニング、振り込みを徹底的にやってきました」と振り返る。

その結果、この試合では11安打11得点と冬の成果が感じられた。特に1番今井 一雅内野手(3年)が最も打撃がよく、初回にも二塁打。腰を鋭く回転させて、広角に強い打球が打てる。ネクストバッターズサークルでも木製バットを使って準備しているところからもこだわりの強さが感じた。

花谷監督も「一番能力が高い選手。うちは打撃が良い選手を1番から並べています」と信頼を寄せている。

4日の代表決定戦では姫路西と対戦する。

この記事の執筆者: 河嶋 宗一

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