小園海斗(広島)が開幕戦猛打賞! センバツ優勝を目指す母校・報徳学園にアツいエール!
報徳学園時代の小園 海斗
<DeNA4-3広島>◇29日◇横浜
プロ野球2024年シーズンが29日、スタートした。セ・パ両リーグとも白熱した開幕戦が行われたが、広島の若きヒットメーカーが、派手な「開幕」を飾った。
DeNAとの開幕戦。小園 海斗内野手(報徳学園出身)が3番遊撃でスタメン出場すると、4打数3安打の猛打賞。今季最初の打席となった1回の第1打席で、いきなり右前安打を放つと、3回の第2打席では中前安打。第3打席では内野安打をマークして、開幕戦でいきなり3安打とヒットを量産した。
第1打席での右前安打は、初球の変化球をスイングしての結果だった。今季初打席の初球。積極的な姿勢がその後の打席の結果につながったのかもしれない。オープン戦でも3割を放つなど、結果を残して今季にかける意気込みを示していた。その気持ちの強さは開幕戦での3安打となった。
後輩のためにも打ちたかったに違いない。母校・報徳学園(兵庫)は甲子園で開催中のセンバツで4強に進んで、30日に準決勝を控えていた。その前日に行われたプロ野球開幕戦。センバツ優勝を目指す後輩たちへ、バットでエールを送った。
小園は今年で3年連続3回目の開幕戦スタメン出場。過去2年では、22年が6打数2安打1打点も、昨年が4打数無安打と結果を残せなかった。今年は開幕戦初の猛打賞スタート。試合には負けてしまったが、報徳学園の先輩として活躍した姿は、後輩たちの激励になったに違いない。
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