【春季鹿児島大会】隼人工がサヨナラ勝ち、指宿は終盤粘るも力尽きる
<第154回九州高校野球大会鹿児島県予選:隼人工8-7指宿>◇23日◇1回戦◇平和リース
隼人工は2回、6番・岩﨑 健太郎(3年)の右越え三塁打、8番・藏園 遙人(2年)の左越え二塁打で2点を先制した。
3回は2死から4連打を浴びせ、3点を追加し、序盤で5点のリードを奪い主導権を握った。
試合は終盤、大きな動きを見せる。
5回に1点を返した指宿は、7回に5安打を集中させた。3番・濵田 一光主将(3年)の左前適時打、6番・打越 虎太朗(3年)の右前適時打、8番・西村 将斗(2年)の内野安打など、打者一巡で4点を挙げて同点に追いついた。
その裏、隼人工は2番・小島 蓮(2年)の右越え二塁打とエラーで再び2点のリードを奪った。
9回、後がない指宿は下位打線が粘って1死満塁とし、9番・岡田 紘樹(3年)の左前適時打と、相手のエラーで2点を返し、土壇場で同点に追いついた。
9回で決着がつかず、今大会2試合目の延長戦へ。
10回表、指宿は無得点だったが、その裏、隼人工は送りバントが決まって1死二、三塁とし、5番・中村 威風(2年)の内野安打で決勝点を挙げ、サヨナラ勝ちを決めた。
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