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モイセエフ、大阪桐蔭に「負けたくない」甲子園練習で強豪の打撃練習を見て

2024.03.15


豊川・モイセエフ

第96回選抜高等学校野球大会の甲子園練習が14日に阪神甲子園球場で行われた。

秋の東海大会優勝の豊川(愛知)はこの日に登場。今大会注目の強打者で、ロシア人の両親を持つモイセエフ・ニキータ(3年)はシート打撃で強烈なセンター返しを披露するなど、上々の仕上がり具合をアピールした。

「楽しかったですね。いつもやっている球場より広くて、空気感も違ったと感じました」と初めての甲子園を満喫したモイセエフ。「最近の練習試合を含めて調子も上がっています。打席から見た球もけっこう見やすくて、試合で打てるという自信はあると思います」と試合に向けて自信を覗かせた。

この前日には大体大浪商との練習試合で高校通算15本目となる本塁打を記録。大会2日目の第1試合に登場ということもあり、大会第1号の期待も高まる。「自分は打率を残したうえで長打が出るタイプ。狙える時は狙って1号のホームランも打てたらいいと思います」と落ち着いて話していた。

1回戦で対戦する阿南光(徳島)は今大会注目の右腕である吉岡暖(3年)を擁する。「真っすぐが146キロで、スプリットにスライダーというキレの良い変化球もあるので、追い込まれる前に自分のスイングをして対応していきたいと思います」と攻略を誓った。

豊川の前には大阪桐蔭が練習を行っていた。優勝候補の一挙手一投足を目の当たりにしたモイセエフは「一人一人の打球が強い。そういったところに自分も負けたくないという気持ちがある」と対抗心を燃やしている。

甲子園デビューとなる今大会ではどんなプレーを見せてくれるだろうか。

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この記事の執筆者: 馬場 遼

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