愛工大名電がラプソードを持ち込んで甲子園練習!倉野監督、左腕エースも手応え
大泉 塁翔(愛工大名電)※写真は2023年秋季大会時
第96回選抜高等学校野球大会の甲子園練習が13日に阪神甲子園球場でスタートした。
シートノックで始まり、打撃練習や走塁練習をして、最後に投手がマウンドから投げるというのが甲子園練習のオーソドックスな流れだ。愛工大名電(愛知)も練習内容に特別な変化が見られなかったが、甲子園練習では過去にない道具を持ち込んでいた。それがラプソードである。
ラプソードとは球速や回転数などを測定できる装置。愛工大名電では田村俊介(広島)がプロ入りした際に寄贈したことがきっかけで、2年前から使用しているという、
甲子園に持ち込んだことについて倉野 光生監督は「今日のマウンドで普段通りの数値が出るかなと。これは私たちも興味深いことだし、本人にとっても確認と一つの自信につながるんじゃないかなと思いました」と理由を明かしてくれた。
エース左腕の大泉 塁翔(3年)は「試合に近い数値を出すことを意識した中で試合と全く一緒まではいかないですけど、いつものブルペンよりは良い状態の数字が出ました」と手応えを感じている様子。倉野監督も「私の見る限りでは非常に良いので、帰って数値と照らし合わせたいと思います」と頷いた。
1回戦では前回準優勝校の報徳学園(兵庫)と対戦する。倉野監督は「当たって砕けろという気持ちです」と意気込んでいた。
<関連記事>
◆【トーナメント表】センバツ大会 組み合わせ
◆センバツ出場23人の「高卒即プロ入り」が狙える逸材! 登場日、注目ポイントを徹底解説!
◆【一覧】センバツ注目選手リスト
◆【センバツ組み合わせ】大阪桐蔭・報徳学園・作新学院・愛工大名電が同ブロックで潰し合い! 健大高崎、広陵が優勝を狙える好日程!
◆【センバツ出場32校紹介】大泉ら140キロ超え投手多数持つ愛工大名電が2回目の優勝を狙う