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DeNA度会が現段階ではトップか!? ドライチルーキー「3月1日時点」の活躍度一覧

2024.03.01


中央大時代の西舘、ENEOS時代の度会

3月に入り、プロ野球の開幕まであと1カ月を切った。各球団がキャンプの成果をこれからのオープン戦で出すことになるが、それは今年のルーキーも同じことである。

昨年秋のドラフトで巨人1位指名を受けた西舘 勇陽投手(花巻東出身)は、25日のヤクルト戦で、3番手として対外試合初登板。2回を投げて打者7人を無安打無失点(1四球)に抑えて、実戦でも上々のデビューを飾った。

台湾遠征メンバーにも選ばれ、首脳陣は先発だけでなく、救援の両方の起用も視野に入れているという。武器であるクイック投法をひとつの武器にして、1年目からの活躍を狙っている。

今年のルーキー野手では、DeNA・度会 隆輝外野手(横浜高出身)がキャンプで輝きを放った。初の対外試合となった2月12日の練習試合(中日戦)では1番右翼でスタメン出場。それから3試合ヒットはなかったが、途中出場した18日のロッテ戦で初安打を記録すると、そこから4試合連続で安打を放っている。ここ3試合はすべて1番右翼でスタメン出場するなど、開幕スタメンが現実味を帯びてきている。

そのほか、ロッテ・上田 希由翔内野手(愛知産大三河出身)、楽天・古謝 樹投手(湘南学院出身)、西武・武内 夏暉投手(八幡南出身)の大卒ルーキーらがオープン戦で起用され、今後のアピールに期待が高まる。

その他、2軍で調整中や、故障でリハビリ中と、ルーキーたちはさまざまなスタートを切った。3月29日の開幕で1軍入りしている選手がどれほどいるのか。若い力に期待したい。

次のページ:ドラフト1位ルーキーのキャンプ

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この記事の執筆者: 浦田 由紀夫

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