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センバツ出場・豊川の練習環境がスゴい!公営球場並のグラウンド、雨天練習場、寮も完備! 注目スラッガー・モイセエフ擁して春に旋風を巻き起こす!

2024.02.17


豊川3番モイセエフ

今春10年ぶりにセンバツ出場の豊川(愛知)。昨秋は優勝候補・東邦を破り、県大会準優勝で東海大会に出場した。東海大会では、準決勝の宇治山田商に逆転サヨナラ勝ちを収め、センバツ出場へ大きく前進。決勝戦では県大会で敗れた愛工大名電を破り、東海大会に優勝し、明治神宮大会に出場。明治神宮大会では高知(高知)に逆転サヨナラ勝ちを収め、1勝を挙げた。

昨秋の豊川の戦いぶりは劇的の一言。こうした健闘を支える一つの要因として、その恵まれた環境がある。

豊川の最寄り駅はJR・豊川駅、名鉄・豊川稲荷駅。徒歩10分〜15分ほどの距離に学校がある。硬式野球部グラウンドは学校から550メートルほどの距離にある総合グラウンドの中にあり、野球部のグラウンドのほかに400メートルほどの陸上トラック、サッカー部などが練習する人工芝グラウンド、弓道場などもある。

野球部グラウンドの広さは両翼100メートル、中堅122メートルの公営球場並の広さ。さらにこのグラウンドには、スタンドが設置されており、ギャラリーにとっても、優しい環境だ。グラウンドの三塁側には、雨天練習場、ブルペンが隣接されており、雨天になっても投手は投球練習ができるようになっている。

雨天練習場には、ウエイトトレーニングの器具も完備。フィジーク経験者のトレーナーのもと、トレーニング指導を受けることができる。こうしたウエイトトレーニングによって大きく伸びたのが、今年のドラフト候補でもあるモイセエフ・ニキータ外野手(2年)。入学当初は細身だったが、ウエイトトレーニングによって入学時の体重は66キロだったが、82キロまでサイズアップ。取材日のウエイトトレーニングでも100キロのバーベルを持ち上げていた。

グラウンド近くには寮もあり、殆どの選手が住んでいる。寮がグラウンドに近いことで、練習量を多く積むことができる。

豊川の長谷川裕記監督は「新チームスタート時、非常に弱いチームで、秋に頂点を取るのは難しいチームだと思っていました。私だけではなく、最初の秋の地区予選を見た周囲の野球関係者の方々の評価も同じでした。ただモイセエフもいて、1年生も良い投手がいたので、夏が勝負になるチームと思っていました」と振り返るが、それでもこの状況を脱却するため、「月並みでありますが、やはり練習量が大事ということで、昨年の夏休み期間は朝6時から徹底して振り込んできました」とスタート時は弱いチームだったが、練習量でチームの底上げに成功し、快進撃につなげた。

今の主力選手たちは豊川の練習施設に惹かれて入学してきた。主将の鈴木 貫太内野手は、3学年上の姉が豊川のマネージャーだったということもあり、環境や、豊川の野球スタイルを見聞きしてきた。
「姉から練習の話をいろいろ聞いていて、施設は愛知県でもトップクラスですし、いつでも練習ができる環境がよいと思っていました」
モイセエフも「豊川は施設が本当に良いですし、寮が近くにあるので、夜遅くまで練習ができる環境がよいと思いました。練習の雰囲気が良いですし、自分の成長につながるのかなと思いましたので、このチームを選びました」と豊川を選んだ理由を語ってくれた。

スタッフ陣も若くて、実績もある面々だ。チームを率いる長谷川監督は21年から監督に就任。豊川高校ОBで、卒業後は名城大に進学。3学年下には広島・栗林 良吏投手(愛知黎明)がおり、バッテリーを組んだ経験もある。長谷川監督は2年春に首位打者経験のある実力者だ。
長谷川監督を支える武市 啓志コーチは、2014年、豊川のセンバツベスト4のメンバーで6番レフトで活躍。日本文理戦では元DeNA・飯塚 悟史投手から3安打。中部大でも主将を務めた。昨年から新任となった23歳の三輪 優輝コーチは星城-名古屋学院大でプレーしている。

若いスタッフと意欲的な選手たちによって、新たな伝統を築きつつある。

センバツの躍進を狙う豊川の練習風景や、施設紹介の模様は高校野球ドットコムの公式YouTubeチャンネルにて配信中だ。

神宮大会大敗からの逆襲へ 寒空を切り裂くモイセエフ・ニキータの打撃練習

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この記事の執筆者: 河嶋 宗一

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