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【センバツ出場校とプロ野球選手】関西地区7校からは45人の現役選手! オールスター級の陣容!

2024.02.16


大阪桐蔭時代の中田翔、報徳学園時代の小園海斗

3月18日に開幕する第96回選抜高校野球大会(センバツ)に出場する32校が発表された。その出場校の多くのOBがこれまでドラフトで指名されているが、現役として活躍している選手を紹介したい。

近畿地区からは大阪桐蔭(大阪)、京都外大西(京都)、京都国際(京都)、報徳学園(兵庫)、近江(滋賀)、耐久(和歌山)に加えて21世紀枠として田辺(和歌山)が出場する。

そのなかで耐久を除く6校のOBが今シーズンもNPBやMLBで活躍している。

大阪桐蔭は節目の1年となりそうな選手が多い。NPBでは楽天・浅村 栄斗内野手が現在1845安打で2000安打まで残り155安打となっている。昨シーズンは143安打だっただけに大台到達の可能性は十分にありそうだ。

中田 翔内野手は、このオフシーズンに中日へと移籍した。得点力不足に悩んでいたチームを救う働きに期待がかかる。

MLBでも、藤浪 晋太郎投手がFAを経てメッツへと移籍している。メジャー2年目にどこまで結果を残すことができるか注目だ。

京都外大西のOBでは、中日・大野 雄大投手が復活をかけてシーズンに臨む。昨シーズンは故障の影響で1試合の登板に終わった。しかし、すでに状態は戻り春季キャンプでも精力的にブルペンで投げ込んでいる。2年ぶりの規定投球回到達となるか。

京都国際では7人のOBが現役でプレーし、そのうち3人は育成ドラフトで指名されたルーキーだ。まずは支配下登録を目指して、5年連続で30試合以上に出場している広島・曽根 海成内野手に追いつきたい。

全国制覇の経験もある名門・報徳学園のOBでは、広島・小園 海斗内野手が筆頭格。3月に行われる欧州代表との試合に向けた侍ジャパンのメンバーにも選出された。昨シーズンは80試合の出場に留まったが、今シーズンは2年ぶりの規定打席到達を果たし、不動のレギュラーとなることができるか。

近江OBは、楽天・林 優樹投手、中日・龍空内野手、ヤクルト・北村 恵吾内野手ら、若い選手が多い。

田辺は広島育成の新家 颯投手が奮闘中。昨シーズンは2軍で23回を投げ24三振を奪ったものの、与四球も24個と制球面で苦しんだ。コントロールを改善し支配下登録をつかむことができるか。

次ページ:近畿地区センバツ出場校出身のプロ野球選手

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この記事の執筆者: 勝田 聡

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