陽岱鋼がイースタン新加入のオイシックス新潟に入団が決定!台湾の英雄の加入で、打線は強力に
日本ハム時代の陽岱鋼
今季からイースタン・リーグに参入するオイシックス新潟アルビレックスBCは日本ハム、巨人でプレーした陽岱鋼外野手(福岡第一)の入団を正式発表した。陽は21年の巨人以来、3年ぶりの日本球界復帰となる。
陽は福岡第一時代、高校通算39本塁打を放ったスラッガーとして注目され、2005年に、ソフトバンク、日本ハムから1位指名を受け、日本ハムが交渉権を獲得した。入団2年目の2007年から一軍昇格して、55試合に出場。2010年からレギュラー獲得し、109試合に出場。2013年には18本塁打、67打点、47盗塁、打率.286を記録し、盗塁王を獲得。日本ハムにとっては球団初の盗塁王だった。
国際大会では2006年、2013年のWBC台湾代表を経験し、13年の時はまさに台湾を代表するスタープレイヤーの雰囲気があった。
2017年に巨人に移籍し、2018年には10本塁打を放ったが、その後は出場機会が減り、2021年に巨人を退団し、その後はアメリカの独立リーグなどでプレーしていた。23年はアメリカ独立リーグの1つであるアトランティックリーグに属するハイポイント・ロッカーズでプレー。97試合出場で、10本塁打、58打点、打率.271、ОPS.793という成績だった。
陽の加入で、オイシックス新潟の野手は実績組が増えた。
前阪神の髙山 俊外野手(日大三-明治大)は16年の新人王を獲得、前DeNAの田中 俊太内野手(東海大相模-東海大-日立製作所-巨人-DeNA)は一軍通算118安打、7本塁打を放った左の好打者、中山 翔太外野手(履正社-法政大-ヤクルト)は昨年まで九州アジアリーグの火の国サラマンダーズでプレーし、打率.325、6本塁打、53打点を記録。この3人に、NPB通算105本塁打の陽が加わることで、打線の厚みが出てきた。
オイシックス新潟はイースタン・リーグのオープン戦にあたる教育リーグに参加。3月1日、2日は陽の古巣・日本ハムと対戦予定であり、球場は日本ハムの本拠地・エスコンフィールド。エスコンで陽が見られるとなれば、日本ハムファンにとっても嬉しい帰還になる。
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