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仙台大入学・堀米一宏(日立一)「プロ級の回転数」で伸びしろ無限大!<高校野球ドットコム注目選手ファイル・コム注>

2024.02.04


堀米 一宏

近年、東北の大学野球を牽引している仙台大。2023年のドラフトで、中日ドラフト3位で辻本 倫太郎内野手(北海出身)を輩出。現役選手でも、侍ジャパンの代表候補の強化合宿に参加した佐藤幻瑛投手(柏木農出身)など実力者が揃う。先日発表した新入生も、高校時代に活躍した選手たちが集まった。

地元・宮城の仙台育英の主力だった齋藤陽外野手などが注目されるが、日立一で主力選手だった堀米 一宏投手にも注目してほしい。

茨城の実力校として知られていた日立一では二刀流で活躍。打っては通算4本塁打、投げては最速137キロをマークする実力者だった。

過去の取材でグラウンドに行った際には、180cm、85kgと恵まれた体格はひと際目立っていたのが印象的だった。スクワット160キロ、ベンチプレス82.5キロを持ちあげることができるパワーを生かして、実際にプレーでは力強さを感じさせる瞬間が随所に見られた。

バットを握れば、高校通算4本塁打を積み重ねた打撃で快音を連発。「長距離タイプのバッターだと思っています」と自負しているのも頷ける打撃だった。
本人いわく「村上宗隆大谷翔平のフォームを参考にしながら、右肩を入れすぎることなく、ヘッドを走らせる」ことを意識しているという。実際、左脇を大きく開けながらもスムーズにバットを振りだしていた。ヘッドスピードを意識しているのがよくわかるフォームで、村上を参考にしているのが、すぐに分かるバッティングだった。

投げては最速137キロと、今後の伸びしろが多く残っているが、特筆すべきは球質。計測機器・ラプソードによる回転数は2100~2300回転、回転効率は95~100%を記録していた。
プロ野球の平均が2200回転程度と言われているところ、堀米は既に同等の数値をマークしている。これだけも素晴らしい数字だが、回転効率は数値が高いほど純粋なバックスピンがかかっている証拠となる。いわゆる伸びる、ホップすると錯覚するような球筋になるのだ。

大学4年間でしっかりと練習を積めば、球速を伸ばせる可能性は十分ある。しかも、仙台大は積極的に普段の打撃練習から、ピッチャーがマウンドに上がって、バッターと対戦する。と同時にラプソードを使った計測をするなど、自身の現在地を逐一確認することができる環境にある。

周りには甲子園経験者など、大舞台を知っている同級生もいる。是非切磋琢磨して、チームの主力へ駆けあがってほしい。

堀米一宏(ほりごめ・かずひろ)
185センチ80キロ
左投げ左打ち
<経歴>
友部シニア―日立一
<実績>
1年生春:県大会2回戦・日立工に敗退
1年生夏:3回戦・水戸一の前に敗退。この試合に途中出場するも無安打
1年生秋:地区予選を突破したものの、3回戦・土浦日大の前に敗退
2年生春:準々決勝・土浦日大の前に敗退
2年生夏:4回戦・竜ヶ崎一に敗退。チームの主力として出場するも無安打
2年生秋:地区予選を突破したものの県大会初戦・霞ヶ浦に敗退
3年生春:地区予選を突破するも、県大会3回戦・つくば秀英に敗退
3年生夏:1番センターでスタメン出場して1安打。投げても2番手で登板するも2失点で初戦敗退

この記事の執筆者: 田中 裕毅

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