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【広島春季キャンプ】 ドライチ・常廣はキャンプ2軍スタート! 22年ドライチ斉藤、人的補償・日高の高卒2年目コンビが一軍入り!

2024.01.27


苫小牧中央・斉藤優汰

25日、広島がキャンプの1、2軍のメンバーを発表。注目されたドラフト1位・常廣羽也斗投手(大分舞鶴出身)は2軍、ルーキーではドラフト2位・高太一投手(広陵出身)ら3人が1軍キャンプに招集となった。

その他だと、オリックスから加入した日高暖己投手(富島出身)、さらに2022年のドラ1・斉藤優汰投手(苫小牧中央出身)が1軍キャンプメンバーに招集されたのは注目ポイントだ。

斉藤といえば、秋の侍ジャパンとの練習試合で2回無失点の好投。ファームでも結果を残すなど飛躍の兆しを見せていた。2年目の2024年はいよいよドラ1の片鱗を1軍の舞台で見せるか。その動向が気になるが、同じくドラ1指名を受けた先輩たちが、多く1軍キャンプに集まった。

過去10年で8人が、今回の1軍キャンプにいる。
投手だと2013年のドラ1で大黒柱・大瀬良大地投手(長崎日大出身)、2019年のドラ1でチーム若きエース・森下暢仁投手(大分商出身)。さらに絶対的守護神・栗林良吏投手(愛知黎明出身)も1軍キャンプだが、NPB3年間で86セーブまで積み上げている。100セーブの節目が見えており、キャンプでシーズンへの準備を整え、節目の記録達成へマウンドに上がりたいところだろう。

野手だと、2014年のドラ1・野間峻祥外野手(村野工出身)、さらに2018年のドラ1・小園海斗内野手(報徳学園出身)が名を連ねた。特に小園は、昨シーズンに開催されたアジアプロ野球チャンピオンシップに招集。

U-15、U-18に続いて、侍ジャパンのトップチームデビューを果たした。これで3世代での代表入りとなり、注目度は一層増すだろう。2023年は2020年以来の100試合出場ができなかったが、今季は100試合以上の出場。そしてチームはもちろん、世代を代表するショートになれるか注目したい。

日南、そして沖縄の2回に分けて1軍はキャンプを実施する。無事に1軍キャンプ完走となるのか。

<過去10年のドラ1>
2013年:大瀬良大地
2014年:野間峻祥◎
2015年:岡田明丈
2016年:加藤拓也(現・矢崎 拓也)◎
2017年:中村奨成
2018年:小園海斗
2019年:森下暢仁
2020年:栗林良吏
2021年:黒原拓未◎
2022年:斉藤優汰
◎=1軍キャンプ

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この記事の執筆者: 田中 裕毅

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