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作新学院の絶対的なリリーフ・石毛虹晴 ピンチでも動じないメンタルの強さ <2024年のヒーロー候補たち⑰>

2024.01.11


昨秋の明治神宮大会で準優勝し、第96回選抜高等学校野球大会の出場が有力な作新学院(栃木)。エース・小川 哲平投手(2年)とともにリリーフとしてチームを支えたのが、石毛 虹晴投手(2年)である。

右サイドから投じる直球は130キロ前後と決して速くないが、いつでもストライクが取れる制球力が持ち味。直球も微妙に沈んで、芯を外す。変化球はチェンジアップ、スライダー、カーブなど投げ分け、打たせて取る投球を行う。

加えて、石毛は走者を背負った状態になっても、いつでも自分のペースで投球ができる。それを目の当たりにしたのは、2023年春季関東大会の相洋(神奈川)戦。この試合の作新学院は小川が投げられる状態になく、台所事情が苦しい状態だった。

9回裏、4対4の同点に追いつかれ、二死1、3塁の場面からマウンドに登った石毛はサヨナラ負けを防いだ。1点取られたら終わりの状況で、飄々とストライクを取って、打者と勝負できていた。

やはりコントロールと気持ちの強さには自信を持っていて、神宮大会の取材でも、「気持ちの強さについては厳しい場面を投げることで、強くなっているのかなと思っています」と語っている。

新チームになってからもリリーフ専任。小川が試合を作ったあと、後半では石毛が投げるリレーで試合を締めてきた。

関東大会では8回5失点だったが、神宮大会では6.2回を投げて、3失点。星稜戦では決勝打を打たれて負け投手になったが、マウンドに登ったのは1対1の同点の7回から。勝敗を背負うリリーフ投手としての重責を背負っている。
センバツ出場が実現すれば、間違いなく出番がある。自分の持ち味を発揮し、勝利に貢献したい。

石毛 虹晴(いしげ・こうせい)
<経歴>
右投げ右打ち
182センチ70キロ
烏山中

地方大会の登板は2年春の関東大会から
●春季関東大会
相洋 2回 自責点0
●秋季関東大会
帝京五 2回 自責点2
常総学院 2回 自責点0
山梨学院 4回 自責点3
●明治神宮大会
北海 1回 自責点0
関東一 2.2回 自責点0(失点1)
星稜 3回 自責点2

この記事の執筆者: 田中 裕毅

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