イチローもイチオシ「使いこなせれば、そこそこのレベルの打者に」 共同開発した木製バットが24年2月から発売
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イチロー ※写真提供=ミズノ株式会社
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スポーツメーカー・ミズノは13日、イチロー氏との共同開発で作った木製バットを販売することを発表した。今回のバットは、前回販売したグラブに続き、「A51」プロジェクトの第2弾にあたる。高校球児が次のステージに進むときに選んでもらえるように木製バットを開発。バランスの異なる3タイプ、計6種類のバットを販売する。
今回のバット販売にともない、ミズノの公式Youtubeチャンネルでは、イチロー氏とクラフトマンである名和民夫氏による特別対談を配信。イチロー氏の木製バットにまつわるエピソード、さらには今回の木製バットの試打シーンなど見どころ満載なかで、このバットに対する思いを語っている。
「このバットを使いこなせれば、そこそこのレベルの打者になれると思います」と自身が携わったバットについて話す。愛工大名電時代から選んでいたという篠塚和典氏から、バットそのものを短くしたり、バランスをグリップ寄りにするなど変更。こうしてできた唯一無二の「イチロー型」をベースに、高校のトッププレイヤーに向けて今回の木製バットはできている。
耐久性の高いメイプル素材の採用。重量を840~860グラムにして、イチロー氏が使うバットより軽量化。高校球児のことを考えて細部を変更しているものの、「イチロー型」がベースである。誰もがすぐに使いこなせるものではない。打者にとっては技量を試せる物差しにもなるバットだ。だからこそ使いこなせれば「そこそこのレベルの打者になれる」というわけだ。ある種、バットに自身を育ててもらう感覚に近いだろう。
最後に、「後輩に反映されて、結果が出たら嬉しい」とメッセージを残したイチロー氏。気になる木製バットの販売はミズノ直営店、オンラインショップ。及び一部のミズノ野球品取扱店にて2024年2月からである。ちょうど、新年度に向けて準備も佳境に入るタイミングだ。さらにレベルアップしたい球児は、店頭で見かけたら、是非手に取ってみてはどうだろうか。