試合レポート

【関東】桐光学園、センバツへ一歩前進!エース法橋「課題のスタミナは克服しつつある」〈秋季大会〉

2023.10.23


〈第76回秋季関東地区野球大会:桐光学園6ー3文星芸大附〉♢22日♢1回戦♢栃木県総合運動公園野球場

桐光学園(神奈川1位)と文星芸大附(栃木3位)の対決は6対3で桐光学園が勝利を収め、ベスト8進出を決めた。
先制したのは桐光学園、2回1死一、二塁で文星芸大附の守備の乱れで2点を先制。さらに、4回にも2点、6回にも1点を加え中盤の6回終了時点で5対0と試合を有利に進める。
しかし、7回から文星芸大附の打線が繋がりを見せ7回に2点、8回に1点と2点差まで詰め寄るが、9回桐光学園は1点を返して6対3、終盤で大きな追加点を取る。その裏、文星芸大附は先頭の8番・徳原 瑛介捕手(2年)左前安打で出塁するも、桐光学園の先発・法橋 瑛良投手(2年)がその後の3人を三振2つと三ゴロに打ち取り、ベスト8進出に貢献した。

桐光学園の先発の・法橋は被安打10本打たれるも落ち着いた投球で、マウンド上では表情を崩さなかった。
野呂監督は今日の法橋の投球に対して「文星芸大附の打線も強力でピンチの場面はあったが、併殺で切り抜けたりして低めにボールが集まっていた。課題でもあるスタミナも克服しつつある」と話した。
法橋は今日の投球に対して「立ち上がり三人でしっかりと抑えれたのが良かったと思います。ピンチの場面でも撃たせて取るなどして自分の投球ができました」と振り返った。

桐光学園はこれでベスト8へと駒を進め、次の対戦相手は山梨学院(山梨1位)に決まった。ベスト4をかけての戦いとあって法橋の投球がどこまで通じるのか注目したい。

この記事の執筆者: 鎌田 光津希

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