【東京】都立高に逸材発見！ 都文京・水野耀喜投手が来夏東東京のダークホースになる？
2年連続で夏の東東京大会ベスト8入りしている都立文京。その原動力がエースの水野 耀喜投手（2年）だ。166センチ65キロと上背はないが、最速139キロの直球、切れ味鋭いスライダーで勝負する都立校では上位に入る右腕だ。
都大会初戦・法政大高戦では常時120キロ後半で、本人も「ストレートの走りは本来のものではなかった」と振り返ったが、制球力は高く、安定してストライクが取れる。打者の手元で曲がるスライダーで空振りを奪うことができていた。
何より素晴らしいのはどの場面でも自分のペースで投げることができるメンタルの強さ。都立文京の梨本監督は「この夏もタイブレークで3回無失点に抑えてくれました」と信頼を寄せる。
そんな水野は中学軟式の名門・上一色中出身。当時は3番手だった。進学先を悩んでいた時、都立文京出身の上一色中のコーチから都立文京を薦められ、進学を決断。自分の考えで練習ができる都立文京の環境は意識が高い水野にとって合っていた。今では強豪都立を牽引する大エースとなった。最後の夏までの目標は最速145キロ。
来年の夏まで東東京を沸かせそうな水野 耀喜に注目だ。
