試合レポート

【社会人】日本新薬vs大阪ガス

2023.09.13


倉本寿彦(日本新薬)

日本新薬が日本選手権の出場権を獲得!元DeNAの倉本が決勝打を含む3安打の活躍

日本新薬が大阪ガスを下して15大会連続25回目の日本選手権出場を決めた。

勝利に大きく貢献したのが昨年まで横浜DeNAベイスターズでプレーしていた倉本 寿彦(横浜)だ。2番二塁手で出場した倉本は第1打席に左前安打、第2打席は右前安打で出塁。1対1の同点で迎えた5回表の第3打席は一死二塁と一打勝ち越しのチャンスで回ってきた。

「自分が決めるというよりは後ろも良いバッターがいるので、次に繋げられるように」と変化球を上手くセンター前に落とすと、その間に二塁走者が生還。これが決勝点となり、その後も着実に得点を積み重ねた日本新薬が大阪ガスを振り切った。

4打数3安打1打点の活躍を見せた倉本が日本新薬でプレーするのは8年ぶり。創価大から2013年に入社して、2年間プレーした後に2014年のドラフト会議でDeNAから3位指名を受け、プロの世界に進んだ。DeNAでは8年間プレーしてレギュラーとして活躍した時期もあったが、昨年に戦力外通告を受けて、今季から古巣に戻ることになった。

今大会は3試合で11打数6安打3打点の大活躍。元プロ選手の存在は戦力的にも大きいが、「一番早くグラウンドに来て、一番後に帰る。その姿を若い選手が見て一つになったと思います」と松村聡監督が話すように野球に対する姿勢もチームに好影響をもたらしているようだ。

「年齢も上で、体のケアをしておかないと間に合わない部分もあるので」と本人は謙遜するが、最も実績のある32歳の選手がこうした姿を見せるのは若手にとってこれ以上ない手本になるだろう。

自分から後輩に積極的にアドバイスをするわけではないそうだが、「大事な時に良いアドバイスができるような先輩でありたい」と質問を受けた時にはなるべく答えられるように意識しているそうだ。

「まだまだ若いチームでレベルアップできると思う」と話す倉本。今年の日本新薬は一昨年の明治神宮大会で中央学院大の優勝に貢献した遊撃手の武田登生(中央学院)や履正社高、慶應義塾大時代からスラッガーとして活躍した若林 将平など若手の有望野手が揃っている。今年は都市対抗野球の出場を逃してはいるが、11月に行われる日本選手権では十分に上位を狙えそうだ。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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