コルト日本代表がフィリピンに逆転勝利!最後は138キロ右腕が三者連続三振締めでアジアチャンピオン!
優勝を喜ぶコルト代表
少年野球ポニーリーグのコルト代表(U-16)アジア王者を決める「APZチャンピオンシップトーナメント」の決勝戦が23日、市原市のゼットAスタジアムで行われた。日本はフィリピンと対戦し、7対5で逆転勝利を収め、世界大会への出場が決定した。
日本は初回にフィリピンの3番打者に適時打を浴び、1点の先制を許した。しかしその裏に、4番・松本 怜青内野手(神田Rebaseポニー)の適時打で同点とすると、2回には1番・古堅 優之介外野手(沖縄本部ポニー)の2点適時打で3対1とした。
3回に一挙4点を失い、3対5と逆転を許したが、3回に犠飛で1点を追加し、5回には無死一塁から3番・藤田 蒼海内野手(関メディベースボール学院)が左中間を破る安打を放つと、打者走者の藤田が一、二塁間で挟まれている間に、三塁走者が生還して同点。さらに5番・佐々木 斗眞内野手(関メディベースボール学院)の適時三塁打で勝ち越すと、7番・金谷 隆乃助内野手(関メディベースボール学院)の適時打で7対5とリードを広げた。
投げては、3回途中からリリーフした高良 優太投手(宜野湾ポニー)が120キロ前半の速球とスライダー、カーブを織り交ぜ、フィリピン打線を抑えた。7回は今大会で背番号18をつける138キロ右腕・沖西 勇士投手(博多南シャークス)が、120キロ後半の速球と鋭く落ちる変化球を武器に、三者連続三振を奪う快投を見せ、見事にアジア王者となった。
優勝した日本は米国で行われるワールドシリーズに出場する。