Column

甲子園経験校や昨夏沸かせた都立勢も多く登場!春の東京都大会一次予選を展望!

2023.02.27

甲子園経験校や昨夏沸かせた都立勢も多く登場!春の東京都大会一次予選を展望! | 高校野球ドットコムトーナメント表
本大会の組み合わせ
一次予選の組み合わせ

 春季高校野球東京都大会の1次予選の組み合わせが25日決まった。1次予選は今年も無観客だが、控え部員や保護者の観戦は認められるなど、少しずつではあるが、日常の姿に戻りつつある。

 昨年秋季都大会に出場した64チームは1次予選を免除されるため、1次予選は169チームが48の出場枠を目指して戦う。トップクラスのチームは既に出場権を得ているものの、いくつかのブロックでは、強豪校が集まる激戦区になっている。

初戦から甲子園出場経験校の対戦

甲子園経験校や昨夏沸かせた都立勢も多く登場!春の東京都大会一次予選を展望! | 高校野球ドットコム
長谷川心風(駒大高)

 最激戦区は、巣鴨駒大高日本学園共栄学園が入った第20ブロックAで、代表争いは混とんとしている。駒大高は、打線はやや小粒の感じもあるが、技巧派の長谷川 心風投手(2年)を中心にまとまっている。この春どこまでパワーアップしたか注目だ。

 日本学園は夏の第1回大会に出場している伝統校。3年後には校名が明大付属世田谷に変わるだけに、日本学園として実績を残したいところだ。共栄学園は近年、しばしばシード校になっているだけに、ブロック予選は勝ち抜きたいところだ。

 第6ブロックAでは、安田学園成立学園という甲子園出場経験校が、いきなり初戦で対戦する。成立学園は近年やや不振なだけに、巻き返しを図りたいところだ。このブロックには河本ロバート監督が率いる八王子実践もおり、激しい戦いが予想される。

 昨年11月イチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)の指導を受け話題になった都立新宿は、城西大城西と対戦する。城西大城西は甲子園出場経験のある強豪だけに、戦いぶりが注目される。このブロックには都立の強豪、都立総合工科もいる。

都立旋風が再び起きるか?

甲子園経験校や昨夏沸かせた都立勢も多く登場!春の東京都大会一次予選を展望! | 高校野球ドットコム
水野耀喜(都立文京)

 昨夏は、都立城東が東東京大会のベスト4、都立文京都立小山台が8強、都立富士森が西東京大会の4強に入り都立旋風が起きた。しかしこの4校は、いずれも秋季都大会に出場できず、春は1次予選からの出場になる。

 このうち都立城東都立墨田工都立府中工淑徳と同じブロックに入った。実力的には二刀流の藤森 晴久外野手(2年)のいる都立城東がリードしているが、淑徳都立府中工なども実績があるだけに、油断できない。

 都立富士森足立学園との初戦が重要だ。都立文京は、初戦で都立の強豪・都立東大和と対戦する。都立文京は、昨夏1年生ながら好投をみせた上一色中出身の水野 耀喜投手(1年)の成長が注目される。都立東大和は近年部員不足に悩んでいるものの伝統校としての力はある。またこのブロックには東京実もおり、混戦模様だ。

 都立小山台もやはり、実力的にはリードしているものの、淑徳巣鴨都立淵江も力はあるだけに安心はできない。

 御園 拓摩投手(2年)を擁する都立雪谷西山 恒斉投手(2年)を擁する早大学院中村 海斗投手(2年)を擁する明大中野森井 翔太郎投手(1年)を擁する桐朋という注目の好投手のいる4校は、優位な位置にいるが、春は久々の公式戦だけに油断はできない。

 目黒日大明星目白研心東海大高輪台など強豪校の戦いぶりも注目される。昨夏加盟した品川翔英は、1勝すれば都大会に出場できる。

 コロナの影響が比較的少なかったこの冬、各チームどこまで成長したか楽しみである。

(文=大島 裕史

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.23

春季関東大会でデビューしたスーパー1年生一覧!名将絶賛の専大松戸の強打者、侍ジャパンU-15代表右腕など14人がベンチ入り!

2024.05.23

【野球部訪問】鳥栖工は「練習の虫」のキャプテンの元で2年連続聖地を目指す

2024.05.23

【鹿児島NHK選抜大会展望】本命・神村学園、対抗馬・鹿児島実、2強の牙城を崩すのは?

2024.05.23

強豪・敦賀気比の卒業生は、日本大、東京農業大などの強豪大、2名の内野手がプロへ進む

2024.05.23

智辯和歌山の197cm右腕、和歌山東のプロ注目の強打者、公立校に140キロ超え右腕が続出!【和歌山注目選手リスト】

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.20

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在31地区が決定、宮城では古川学園、仙台南、岩手では盛岡大附、秋田では秋田商などがシードを獲得

2024.05.20

【春季京都府大会】センバツ出場の京都国際が春連覇!あえてベンチ外だった2年生左腕が14奪三振公式戦初完投

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.29

【岩手】盛岡中央、釜石、水沢が初戦を突破<春季地区予選>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.24

春の埼玉大会は「逸材のショーケース」!ドラフト上位候補に挙がる大型遊撃手を擁する花咲徳栄、タレント揃いの浦和学院など県大会に出場する逸材たち!【春季埼玉大会注目選手リスト】