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初出場・東北学院が金星!愛工大名電を撃破

2021.08.11

初出場・東北学院が金星!愛工大名電を撃破 | 高校野球ドットコム

 第4試合の愛工大名電東北学院の一戦は、初出場の東北学院が終始リードを保ったまま愛工大名電を振り切った。

 後攻の東北学院は2回に6番・木村 颯汰の二塁打などでチャンスを作るも、あと一本が出ない。それでも初回からランナーを出し続けて、ジワリと愛工大名電を攻め立てる。

 愛工大名電も嫌な流れを切るためにも、右のエース・寺嶋大希に継投する。その寺嶋は一死満塁のピンチからマウンドに上がったが、7番・山田将生にタイムリーを許し、3点を与えた。

 東北学院は、中盤に入っても勢いが止まらない。5回、5番・大洞 雄平のヒットからチャンスを作ると、6番・木村 颯汰と7番・山田 将生の連続タイムリーで2点を追加することに成功。5対1とリードを広げた。

 リードを受けたエース・伊東 大夢は、4点差変わっても安定した投球で愛工大名電に反撃の隙を与えない。

 5対2と愛工大名電が追いかける8回、先頭の田村俊介が打席に入ると、東北学院伊東大夢の真ん中に入った変化球を捉えた。風が吹く中だったが、打球は右中間スタンドに飛び込むホームランとなり、5対3となった。

 前の打席ではレフトフライに倒れたが、逆方向ながらフェンス手前まで飛ばしており、さすがの打撃を田村が見せた。

 これで大会第4号ホームランとなったが、愛工大名電はあと2点を追いついた。

 しかし9回のマウンドにも上った東北学院の伊東が、愛工大名電の攻撃を0点に抑えてゲームセット。5対3で東北学院が制した。

<寺嶋大希の投球>
最速146キロ
ストレート平均球速:143.63キロ

<伊東大夢の投球>
最速142キロ
ストレート平均球速:136.83キロ

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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