徳島の山本由伸こと楢嵜塁(徳島インディゴソックス)が今季初完封!
楢嵜塁(徳島インディゴソックス)
昔からプロ野球投手のフォームを真似をしして、実際に導入する投手は多い。数年前まで大谷翔平を真似したり、10年前は杉内俊哉を参考にしたり。現代では右ならば山岡泰輔、山本由伸、左ならば今永昇太の投球フォームを真似る投手が非常に多くなっている。その中で、非常に山本由伸そっくりの投手がいる。それが徳島インディゴソックスの楢崎塁(鳥栖工-日本経済大)だ。
今年から徳島インディゴソックスに入団した楢嵜は入団当初から山本にフォームが似ていると評判だった。さらにフォームだけではなく、再現性の高い投球も魅力で、140キロ前半の速球を両サイドへ投げ分ける制球力の高さも素晴らしく、あとはスピード面だった。投手の球速アップに定評のある徳島インディゴソックスで球速アップに成功し、最速150キロを度々計測するなど課題をしっかりと克服をしている。
そして23日の香川オリーブガイナーズ戦では、常時140キロ中盤の速球、130キロ前半のスライダー、フォーク、135キロ近いカットボール、カーブと多彩な球種を操り、7回を投げて、被安打2、4奪三振、完封勝利。実は、これがシーズン初勝利。今まで好投を続けていてもなかなか勝ち星に恵まれなかったが、自分の右腕で、勝利を手繰り寄せるところはさすがである。
現在、5試合を投げて、1勝1敗、防御率2.64と能力の割には物足りなさを感じる。現在もNPBの各球団から視察を受けるほどのなら崎は残りシーズンでさらに活躍を見せることができるか。
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