News

両校ナインから5名がNPB入り!2015年夏の準々決勝を戦った東海大相模、花咲徳栄戦士たち

2020.06.12

両校ナインから5名がNPB入り!2015年夏の準々決勝を戦った東海大相模、花咲徳栄戦士たち | 高校野球ドットコム
現東海大主将の戸崎 慶(東海大相模)と東北福祉大4年の楠本 晃希(花咲徳栄)

 2015年夏、東海大相模が45年ぶり2度目の優勝を果たした第97回大会。その準々決勝花咲徳栄戦では、2点ビハインドで迎えた8回に1点、そして9回裏に3番杉崎 成輝が劇的サヨナラ打を放ち4対3で勝利を収めた。そして、白熱した試合を展開した両校のナインからは、多くの名選手を輩出している。

 そこで今回は、2015年夏の準々決勝を戦った東海大相模花咲徳栄の選手たちのその後について紹介していきたい。

【東海大相模の出場選手】

投手 小笠原 慎之介 3年(中日)2015年1位
投手 吉田 凌 3年(オリックス)2015年5位

捕手 長倉蓮 3年(東海大)

内野手 千野 啓二郎 3年(東海大-Honda)
内野手 杉崎 成輝 3年(東海大-JR東日本)
内野手 磯網 栄登 3年(国際武道大-日本通運)
内野手 川地星太朗 3年(中京大)
内野手 戸崎慶 2年(東海大)

外野手 宮地 恭平 3年(東海大-JFE東日本)
外野手 豊田 寛 3年(国際武道大-日立製作所)
外野手 杉崎 成輝 3年(東海大-JR東日本)
外野手 竹内大貴 3年(関東学院大)

【花咲徳栄の出場選手】

投手 鎌倉 知也 3年(平成国際大)
投手 高橋 昂也 2年(広島東洋)2016年2位
投手 滝口 蓮 2年(城西国際大)

捕手 笹谷拓海 3年(東北福祉大-SUBARU)

内野手 上村 康太 3年(城西国際大)
内野手 太田 幸成 3年(青森大)
内野手 岡崎 大輔 2年(オリックス)2016年3位
内野手 楠本 晃希 2年(東北福祉大)
内野手 青木 伊織 3年(日大国際関係部-全足利クラブ)

外野手 久々宇 竜也 3年(上武大-ゴールドジム・ベースボールクラブ)
外野手 大瀧 愛斗 3年(埼玉西武)登録名:愛斗 2015年4位
外野手 里見 治紀 3年(東北福祉大-三菱自動車岡崎)

 この中で、東海大相模からは、小笠原、吉田の投手二枚看板が、花咲徳栄からは高橋、岡崎、大瀧の3名がプロ入りを果たし、計5名のNPB選手を輩出している。

 また、東海大相模は1番から5番までが社会人に進み、花咲徳栄からも4名が社会人で野球を継続中。

 東海大相模の5名はそれぞれ大学でも全国の舞台を経験。国際武道大でプレーした豊田 寛は大学時代4度のベストナインを獲得している。

 花咲徳栄笹谷拓海は東北福祉大に進み、津森 宥紀(現ソフトバンク)とバッテリーを組んだ。笹谷とともに同大に里見 治紀は4年春季に盗塁王のタイトルに輝いている。日大国際関係部でプレーした青木 伊織は大学ラストイヤーの秋季リーグ戦では首位打者と本塁打王のタイトルを獲得し、それぞれ社会人の道に進んだ。

 そして当時2年生の戸﨑慶は現在、進学した東海大で主将を務め、横浜DeNAの楠本 泰史を兄にもつ楠本 晃希は進学した東北福祉大では、昨年の全日本大学野球選手権で本塁打を放つなど、勝負強さに磨きをかける。

 これからも、プロや社会人に進む選手が期待できそうな2015年夏の準々決勝を戦った両校の選手たち。これからの活躍にも注目していきたい。

関連記事
ティー打撃から深いこだわりが。オリックスの主砲・吉田正尚の工夫を凝らした打撃練習
オリックスの外野陣の練習にマシンあり?佐竹学コーチに聞く、プロとアマチュア外野手の違い
ドラフト5位でも侮れない勝俣翔貴(オリックス)の潜在能力に注目

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.02

【茨城】常総学院、鹿島学園、水戸一、つくば秀英が4強入り<春季県大会>

2024.05.02

激戦必至の春季千葉準決勝!関東大会出場をかけた2試合の見所を徹底紹介!

2024.05.02

【四国】高松商、33年ぶりの決勝進出の立役者は茨城の強豪シニア出身の1年生右腕!<春季地区大会>

2024.05.02

【長野】松商学園、長野日大、東海大諏訪などが県大会出場へ<春季県大会支部予選>

2024.05.02

春の神奈川準決勝・東海大相模vs.横浜の黄金カード実現! 戦力徹底分析、試合展開大胆予想!

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.28

【滋賀】滋賀学園、彦根総合が初戦を突破<春季県大会>

2024.04.28

【広島】広陵、崇徳、尾道、山陽などが8強入りし夏のシード獲得、広島商は夏ノーシード<春季県大会>

2024.04.28

【静岡】藤枝明誠、日大三島、浜松開誠館、静岡などが8強入り<春季県大会>

2024.04.28

【岡山】関西が創志学園に0封勝ちして4強入り<春季県大会>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.21

【兵庫】須磨翔風がコールドで8強入り<春季県大会>

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>