開放感溢れる雰囲気が魅力!U18の会場、ドリーム・ボールパークを紹介
8月30日に開幕した、第29回WBSC U-18ベースボールワールドカップ。韓国南東部の釜山(プサン)広域市の機張(キジャン)郡で開催されているが、今大会で会場となっているのが、「キジャン・ヒュンダイ・モーター・ドリーム・ボールパーク」だ。
今回は、そんな「キジャン・ヒュンダイ・モーター・ドリーム・ボールパーク」について紹介していきたい。
本場・アメリカのボールパークを想起させる設備
キジャン・ヒュンダイ・モーター・ドリーム・ボールパーク
2016年に開場したこの施設は野球場が4面あり、今大会では3つのグラウンドが使用されている。このボールパークは、少年野球場やソフトボール場としても利用が可能で、近隣にはサッカー場やテニスコートもあるなど、巨大なスポーツ施設となっている。
実際にボールパーク内を歩いてみると、親子連れが芝生でくつろぐ姿や子どもたちがゴムボールでキャッチボールを行う様子が至るところで目に付き、非常に開放的な雰囲気となっている。
4つのグラウンドのうち、メインのグラウンドは天然草で覆われているなど、ベースボールの本場・アメリカのボールパークを連想させるような設備が揃っていることも、大きな特徴と言えるだろう。
また、ホームプレートからフェンスまでの距離は、中央で122メートル、左右で98メートルと日本プロ野球で使用されるグラウンドとも遜色は無く、観客も1,200人を収容することができる。
「キジャン・ヒュンダイ・モーター・ドリーム・ボールパーク」の地図
その他のグラウンドも人工芝ながら、ホームプレートからフェンスまでの距離は、中央で110メートル、左右で95メートル。観客は700人を収容することができ、高校野球を行うには申し分ないグラウンドだ。
「キジャン・ヒュンダイ・モーター・ドリーム・ボールパーク」は、釜山のリゾート地である海雲台(ヘウンデ)から、タクシーで約30分、東海線の日光(イルグァン)駅からはタクシーで約7分の距離にある。
また大会期間中には市内から臨時バスも出ており、できる限りアクセスに困らないような工夫もされている。
1日のアメリカ戦で勝利し、スーパーラウンド進出に向けて勢いづく日本代表。興味のある方は、是非足を運んでみてはいかがだろうか。
(記事=栗崎祐太朗)