広陵・中村奨成が2本塁打7打点!天理との打撃戦を制し、10年ぶりの決勝進出!
広陵対天理の一戦を一球速報!
広陵対天理
第99回全国高等学校野球選手権準決勝。奈良代表・天理と広島代表・広島広陵の一戦は壮絶な打撃戦となった。
広島広陵は1回表、3番中村奨成(3年)が初球のストレートを打ってバックスクリーン横へ飛び込む先制2ランで先制。これで清原和博氏が打ち立てた本塁打記録に並んだ。3回裏、天理は4番神野 太樹(3年)の右超え適時三塁打で勝ち越し。そして4回表、広島広陵は、8番広陵 山本雅也(3年)のタイムリーで勝ち越しに成功する。しかしその裏、天理は8番杉下海士が右中間を破る適時三塁打で逆転に成功と、試合序盤から打撃戦。
5回表、中村の第3打席。中村は高めに浮いたストレートを逃さず、大会新記録となる大会通算6号目を放った。中村の一打で勢いづいた、広島広陵打線は天理投手陣を攻略。19安打12得点。中村は5打数4安打7打点の大活躍。天理は9回裏、5点を追い上げ、12対9まで迫ったものの、広島広陵が逃げ切り、10年ぶりの決勝進出を果たした。