【沖縄】今年も大盛り上がり!白熱の勝負もあった第45回沖縄県高校野球部対抗競技会が開催!
オフシーズンの祭典!野球部による陸上競技大会が開催された!
第45回沖縄県高校野球部対抗競技会が開催!
競技会の様子
沖縄県高校野球部対抗競技会が7日、県総合運動競技場と北中城高校グラウンドにて催された。
沖縄冬の祭典。45回目を数える沖縄県高校野球部対抗競技会が開催。県外からも注目を集めるようになったこの競技会。今年も本島内の各高校と久米島高校から選手たちが集結し、熱気あふれる対抗戦が行われた。陸上競技場では100m走と立ち三段跳び、そして1500m走が。サブグラウンドでは遠投が行われ、北中城高校グラウンドにて打撃と塁間継投、塁間走の各種目が分かれた。
各種目の集計結果が出るのは約一ヶ月後。日頃の練習で培ってきたスピードやパワーのリミットを外して、真剣な表情の中にもリラックスした笑顔があふれるのがこの競技会の特徴だ。各校の部員たちがその結果を目にして自分たちの今の体力などを知ることは大変な意義がある。且つ他校のライバルたちとの差を知ることで、夏までの間にするべきことが明確になってくるだろう。
そして毎回一番の盛り上がりを見せるのが1800mリレー。200mを9人(野球は9人で行う)で回す1800m。予選を6組ずつに分け、1位通過の6校とそれ以外のタイム上位校の4校が決勝へ。その決勝では終始リードしていた前原高校を、最後のアンカーで逆転した沖縄尚学高校が優勝。応援団が駆けつけ、みんなで一番を意味する指を天に突き上げて喜びを爆発させた。幸い天気にも恵まれたこの日。2017年、沖縄県高校野球界は今年も、上々のスタートを切ったと言っても良いだろう。
(文=當山 雅通)