試合レポート

宮崎第一vs都城西

2016.03.28

初回先制・9回勝ち越し!宮崎第一がシード撃破!

宮崎第一vs都城西 | 高校野球ドットコム

黒木(宮崎第一)

 1・2回戦で、投打ともに安定した試合運びで勝ちあがってきた宮崎第一が、第2シード都城西に挑んだ3回戦。試合は初回から動いた。

 宮崎第一1番・黒木が、ライト線際に落ちる打球を放つと、迷うことなく一気に二塁へ。好走塁をみせた。2番布目が犠打で送ると、3番・丸目の内野ゴロ間に三走・黒木が生還して先制。

 対する第2シード都城西は、出塁した走者を手堅く犠打で得点圏におき、1打に期待する攻撃をみせるも、序盤の各攻撃を併殺、牽制死、三振で終える苦しい展開に。

 宮崎第一1対0都城西で迎えた4回裏。
都城西は、2番・﨑山が左前安打で出塁すると、3番・東は強攻が成功。鋭い中前安打を放って無死一、二塁のチャンスをつくる。4番・相馬が犠飛で二走・﨑山を進めて、5番・原田が三遊間を抜く適時打。やっと1打、やっと1点が入り、都城西が試合を振り出しに戻した。

 宮崎第一は、ギアチェンジして本調子を取り戻した平松。都城西は、初回に失点したものの、丁寧にコースを突いて打ちとる、持ち味を存分に発揮する髙橋。両右腕エースが一歩も譲らず0行進。

 決着がついたのは最終回。
ここまでエースらしく、マウンドに立ち続けた宮崎第一の平松が、先頭打者として左前安打を放ち出塁。続く7番堀口が2ストライクと追い込まれた状況で犠打を成功させた。これが大きな仕事だった。そして、二死一、二塁となって打席に入った1番・黒木が、しぶとく中前に運ぶ適時打を放って勝ち越し。これが決勝点となった。

 なんとか、しがみつきたい都城西は、9回裏先頭の先頭の4番・相馬が左前安打で出塁して、同点・逆転劇への望みをつないだが、ここにきて後続にほころびが出た。犠打失敗から強攻に変えて見逃し三振。強攻したエンドランが空振りの三振。理想の攻撃ができず、あと一歩、ホームに届かなかった。

 試合中、都城西・餅原 裕士監督が「振りきれ!振りきれ!」、「強く!強く」と、各打者がバットを振る瞬間まで、メガホンを通して大きな声をかけ続けたが、思い届かず。チャンスであと1・2打、2・3点を奪えず惜しくも敗退となった。第2シード都城西が姿を消した。

宮崎第一 阿久根 伸二監督
「緊張感のあるゲームで勝てたのは良かった。このような公式戦の緊張感をもって、日頃から練習をやってほしい。(完投した)平松は、5回に代える予定だったが、(本人が希望して続投し)なんとか守ってくれた」

宮崎第一 エース・平松 俊輔投手(2回戦に続いて完投!被安打6、奪三振6、失点1)
「4回までボールがいかなかったけど、自分が最後まで投げる気持ちを持って、交代しなかった。5回から良くなり、(5回から)1安打に抑えることができた。守りを信じているので、1点あれば抑える自信があった。(9回先頭打者として出塁に)初球からフルスイングでいこうと思っていた」

宮崎第一 1番・黒木 北斗(9回勝ち越しの決勝打!)
「(初回、好走塁で二塁打に)打球が上がった瞬間に二塁までいくつもりで走った。5回のチャンス(二死一、二塁)で打てなかったので、9回(二死一、二塁)では必ず打とうと思って打席に入った。試合よりも練習を厳しくしているので、練習通りのプレーができた」

(写真・文=三角 竜之

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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