志布志vs加世田
大竹野(志布志)
志布志、7回一挙8点の猛攻
センバツ初出場で劇的な初勝利を収めた尚志館の勢いが乗り移ったのだろうか。今大会の大隅勢が好調だ。鹿屋がシード鹿児島城西に勝ち、岩川がコールド勝ちしたのに続いて、志布志も序盤の劣勢を跳ね返し、終盤の集中打で逆転、コールド勝ちした。
序盤は加世田に勢いがあり、2点を先制。6回に逆転されるも、7回には２つのスクイズなどをうまく絡めて4点を奪い、6－3と再び主導権を奪い返した。
流れは加世田に傾いたかと思われたが、志布志がその裏に怒涛の反撃に出る。連続四球でチャンスを作ると、1番・牧野拓弥（3年）から四球と犠飛をはさんで単打のみで7安打を集中し、一挙8点を奪って再々逆転に成功した。
勢いは止まらず、8回にも4安打を集中して終わってみればコールド勝ちだった。
（文＝政 純一郎）
