西武台千葉vs成田
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鈴木洋(西武台千葉)
今夏甲子園ベスト4の成田、西武台千葉に敗れる!
[stadium]千葉県野球場[/stadium]二回戦第二試合、西武台千葉対成田の一戦。
今夏甲子園ベスト4の成田が登場するとあってこの日[stadium]千葉県野球場[/stadium]にはたくさんの高校野球ファンが訪れ熱戦を見守った。
大接戦となった一戦は、最後の最後まで白熱した試合展開となったが、西武台千葉のエース鈴木洋が終始粘りのピッチングで九回三失点の完投勝利をあげ成田を下した西武台千葉が三回戦へ駒を進めた。
成田のエース斎藤俊は、伸びのあるストレートには力があり西武台千葉の各打者とも打ちあぐねる場面が目立った一方、変化球が高めに甘く入ったところを西武台千葉打線が見逃さず、成田のエース斎藤俊を攻略した。
成田も二点差の八回、三番高橋究がタイムリーを放ち一点差に迫る粘りをみせるもあと一歩及ばなかった。
甲子園を経験した木村、高橋究、勝田などが中軸を打つ打線はこの日爆発こそしなかったものの力はあり、エース斎藤俊の制球が来年春にかけ安定してくるとチーム力は更にあがってきそう。
一方の西武台千葉、エース鈴木洋が成田打線に対して木村に本塁打は許したものの七回まで被安打三の好投、変化球が随所に低めに決まり成田打線に的を絞らせなかった。
勝った西武台千葉は21日[stadium]市原臨海球場[/stadium]第二試合でベスト8進出をかけ四街道と対戦する。
(文・写真=国吉 辰一)