興南(沖縄)vs聖光学院(福島)
![](/images/report/zenkoku/20100818002/photo01.jpg)
島袋洋奨(興南)
興南、猛打爆発15安打10得点で快勝!
前日の試合で114球を投げた約18時間後、島袋洋奨は甲子園のマウンドにいた。
試合は、そんな島袋に試練を与えた。2回に、4番遠藤雅洋(聖光学院)の二塁打を皮切りに5本の長短打を浴び3失点。自身の甲子園ワースト記録となった。ただ、島袋の切り替えは早かった。3回からは変化球を増やし聖光学院打線に的を絞らせない。終わってみれば、3回から川満昴弥に変わるまでの8回まで、4安打無失点で切り抜けた。
打線も、島袋を援護。2回の3失点後、先頭の5番銘苅圭介が歳内宏明(聖光学院)の得意球、スプリット・フィンガード・ファストボール(SFF)をセンターへ奇麗に弾き返し、先頭打者として出塁すると、続く山川大輔がきっちりと送る。7番伊礼伸也がSFFを右中間におっつけて3塁打で加点。三回にも、銘苅が、またもSFFを捉えあっという間に同点とした。
4回興南打線は止まらない。2死一、三塁として慶田城開が右中間を深々と破る勝ち越し三塁打。この回3点を奪い、この大会聖光学院を引っ張って来た歳内を4回途中で降板させた。
その後も、2番手芳賀智哉(聖光学院)を攻め終わってみれば15安打と10得点と打線が爆発。1968年、当時4番で主将だった我喜屋優監督以来の42年ぶりのベスト4を決めた。
一方の聖光学院、来年もまだ、歳内宏明、芳賀智哉の甲子園経験投手が残っている。この経験から課題を見つけどのように活かせるのか、今後も二人の動向に注目したい。
(文=高校野球情報.com 編集部)
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聖光学院 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | ||||||
興南 | 0 | 2 | 1 | 3 | 1 | 0 | 0 | 3 | X | 10 |
聖光学院:歳内 芳賀―星 興南:島袋 川満―山川